入居前の期間を利用して採寸しよう!
家具のレイアウトはどうしようか、ベッドの配置や向きをどうしようかと
ワクワクする入居前ですが、採寸しないことには始まりません!
入居してから少しでも早く快適な新生活を送れるように
採寸は入居前に済ませておきましょう。
採寸は誰がするの?部屋に入らせてもらえる?
採寸はほとんどの場合、
申し込みをした不動産屋さんに頼めばOKです。
頼み方は
「採寸をしたいのですが、可能ですか?」
これだけです。
稀に、部屋のクリーニング屋ワックスの影響で
居室内に入れない場合もありますので、なるべく早めにお願いしましょう。
必ず採寸すべきポイント
居室のサイズ
基本的には
縦 × 横 を採寸すればOKです。
あと、ドアまでの長さなども測っておけば後から困らないです。
またよくある失敗として、クローゼットを閉じた状態で採寸して
そのサイズでベッドをきっちり置いてしまったために
クローゼットが開かなくなってしまったというケースがあるので気をつけましょう。
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家具や家電の搬入経路
玄関の幅と高さや廊下の幅などが該当します。
これはなぜかというと、大きな冷蔵庫を購入しても
冷蔵庫を置くはずの場所まで搬入ができなければ意味ないです。
よくある失敗としては、
洗濯機が通れないケースが意外とあります。
玄関やエレベーターは通過しても
洗面所の入り口が狭くて入れない。。。ってこともあるので注意しましょう。
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クローゼットなどの収納スペース
多くの方が、押し入れやクローゼットに
衣装ケースなどを使っていると思います。
収納のサイズにあったものをあらかじめ用意する必要があるので
内寸を測っておくと良いでしょう。
失敗例としては、本当にあった物件なんですが
クローゼットの奥行きが狭くて、ハンガーをかけたら閉まらないクローゼットがありました。
実際にお客さんと考えた結果
首が曲がるタイプのハンガーを用意するしか方法がなかったです。
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カーテンレールの長さ
もう採寸は面倒だから住んでから考えようか。
という人も中にはいると思いますが、カーテンの幅と高さだけは測っときましょう。
横幅はそのままですが高さはここから床までを測りましょう。
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最近のカーテンはアジャスター付きのものが多いので数センチの調整は装着後でも可能です。
そこまでシビアに図らなくても、賃貸マンションであれば大体既製品で大丈夫だと思いますよ。
ちなみに私はニトリでしかカーテン買ったことありません。
そのほかにチェックすべきポイント
コンセントの位置
1番見落としやすいのが、
洗面所にコンセントはあるか?
なければ洗面所でドライヤーや髭剃りの充電もできませんので注意です。
またキッチン周辺に高い位置にコンセントがないかチェックしましょう。
あればそこが冷蔵庫置き場ですので
その周りの採寸も忘れないようにしましょう。
テレビアンテナの位置
その名の通りテレビを見るために
接続するアンテナ線です。
知ってる人もいると思いますが、見た目はこんな感じです↓
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この穴があるところの前にテレビをおけば良いんだなって思えばOKです。
どうしてももう少し離れた場所にテレビをセットしたい場合は
テレビ線の長いものを購入するようにしましょう。
洗濯機置き場のサイズ
洗濯パンのサイズ
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洗濯パンから蛇口までの高さ
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ここの高さが100〜110センチくらいないと、洗濯機の設置に苦労する可能性があるので
基準として参考程度に知っておいてください。
ちなみにドラム式洗濯機の場合はもう少し難易度が上がります。
購入する前に、家電屋さんで相談してから採寸に臨むようにしてください。
物干し竿の長さ
バルコニーに物干し竿をかけるためのアームが付いていることが一般的です。
そのアームからアームまでの長さを測っておくと
物干し竿の必要なサイズがわかるので、余裕があれば測っておきましょう。
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たまにこのアームがない物件もあります。
その場合はバルコニーの床と天井を突っ張る商品があるのでおすすめです。
採寸の際必要なもの
メジャー
100均のもので十分です。
ただし、金属製のものを選ぶようにして、できれば5mくらいのものにしましょう。
ボールペン
消せるボールペンがおすすめです。結構ミスるので。
クリップボード
病院で初診の際にアンケートに記入するとき渡される板のことです。
あったほうが便利ですよ。
物件の間取り図
あらかじめ不動産屋さんにお願いしましょう。
100%持ってるはずですし、ない場合でも作れるのでお願いしておきましょう。