賃貸マニュアル

【素朴な疑問】不動産屋さんってなぜ胡散臭いのでしょう?

 

不動産屋さんと聞いてあなたはどんなイメージがありますか?

 

私は、スーツのスリーピースを着ていて

今から結婚式に出席するのかな?と思うくらい

バッチリキメている不動産屋さんをイメージします。笑

 

 

世間一般でも、口がうまい、怖い、騙されそうみたいな意見が多く

総じて胡散臭いイメージがついてるように思います。

 

私は、自分自身不動産屋さんな訳ですが

私から見ても胡散臭いなあと思います。

 

ではなぜ胡散臭いと思うのか私なりに見解をまとめてみました。

 

 

荒れた掲示板を見てはニヤニヤする輩の写真

不動産屋さんが胡散臭いと思う一番の理由

 

結果から述べると、

 

「言ってることが、嘘か本当かわからない」

これにつきますね。

例えばこんなケース①

 

この物件って空いてますか?

すみません、昨日申し込みが入ったのでこの物件はもう空いてないんです〜

でもこの物件なら空いてますよ

え!そうなんですね、、、(本当かなあ)

 

 

もちろんこれが本当のケースもありますが、

疑うのも無理ないですよね。

 

 

例えばこんなケース②

 

消毒代として15,000円かかります。

これは必須ですか?

この物件に関しては必須ですね。

そうですか。。。(本当かなあ)

 

 

これはコロナ禍で増えたような気がしますが、

本当にこの物件には必須条件なのか、任意なのかわかりませんよね。

 

 

尾行相手に事務所がバレた迷探偵の写真

嘘なのか本当なのかわからない理由

 

嘘であろうが、本当であろうが

条件に納得しなければ契約しなかったら良い。

 

 

そんな考え方もできますが

騙されるのは嫌ではないですか?

 

真偽を確かめる術がない

 

あなたは、不動産屋さんを疑ったときに

本当かどうかを調べる術を持っていますか?

 

知り合いの不動産屋さんに聞きますか?

それともネットで調べますか?

 

調べたとして、ほぼほぼ知りたい情報は出てこないでしょう。

 

不動産屋さんは馬鹿ではない

 

 

不動産屋さんも馬鹿ではないので、

何か自分の利益になる部分であなたに嘘をついたとしても

簡単にバレるような嘘はつきません。

 

空室状況を偽ったり、初期費用を偽ったりするような事があったとしても

なかなかお客さん自身でその情報が正しいかどうかを見極める事ができません。

  

仮に家賃を偽っていたとしたら、

簡単に同じ物件の違う家賃が調べると出てくるのでバレます。

そんなことはせず、お客さんが調べても調べようのないような項目で嘘をつく可能性があります。

  

 

情報が閉鎖的になっている

 

 

不動産屋さんは

業者のみがアクセスできるデータベースにアクセスする事ができ

そのデータベース上で物件情報を取得しています。

 

 

このデータベースはREINS(レインズ)と呼ばれ、

不動産業者のみがアクセス可能です。

 

 

REINS(レインズ)とは

国土交通大臣の指定を受けた「指定流通機構」によって運営される不動産情報ネットワークです。

  

 

物件や地域によって条件が異なることばかり

 

 

例えば、関西では申し込みから1ヶ月以内に契約開始をお願いされることが一般的ですが

関東では申込から2週間以内に契約開始をお願いされることもしばしばです。

 

 

また、入居安心サポートへの加入や、消毒代などの

付帯サービスと呼ばれるものが、任意加入なのか必須加入なのかは物件によって異なります。

 

 

なので、余計に真偽を確かめる事ができなくなってしまいます。

 

 

社畜版あっちょんぶりけの写真

騙されたくない!真偽を確かめる方法は?

 

知り合いに不動産屋がいないか探してみる

知り合いに不動産屋がいれば、本当のことを教えてくれる可能性は大です。

 

また、この物件を契約しようと思っているけどどう思う?

少しでも安くなるならお願いしたいんだけどどうかな?

 

と言ってみてください。

不動産屋さんからしても、物件を探す手間を省けて手取り早いので

余計な費用があれば簡単に値引きしてくれる可能性大です。

 

必ず少なくとも2社以上の不動産屋さんに相談する。(セカンドオピニオン)

 

知り合いの不動産屋さんがいなくても、

街に不動産屋さんは溢れています。

 

確かに複数の不動産屋さんとやりとりするのは

面倒ですよね。

 

ただその手間をかけるだけで、

数万円〜数十万円初期費用が安くなったケースもザラにあります。

 

 

具体的にどうすれば良い?

 

 

あなたが、複数の不動産屋さんに相談する際に必要なものは2つあります。

 

 

物件資料

やりとりしている不動産屋さんにお願いすれば必ずくれます。

逆に面倒がって物件資料をくれない不動産屋さんがいればその時点で親切ではないと判断して大丈夫です。

 

入居費用の見積書

気に入っている物件があれば、積極的に見積書をもらいましょう。

 

その際に入居時期も指定すればより正確な見積書をもらえます。

こちらは物件資料をもらうことに比べれば少しハードルがあがりますが、

お願いしなくても見積書をくれるような親切な不動産屋さんもいますので、ぜひもらっておきましょう。

 

 

この2つを手に入れたら、OKです。

他の不動産屋さんに問い合わせてみて、同じく見積書をもらってみましょう。

 

 

同じ物件にもかかわらず届いた見積書を見比べると、面白いくらい差が出ることもあります。笑

 

この記事にもつながるので是非チェックしてください。

 

 

まとめ

 

 

胡散臭い理由は嘘か本当かわからない事が多いから

嘘かどうか確かめる術はない

セカンドオピニオンを必ず実施する

 

特にここでお伝えしたかったのは、他の記事でも口酸っぱく伝えていますが

とにかくセカンドオピニオンを大事にしてください。

物件選びには熱心ですが、その物件を左右する不動産屋さん選びには

あまり興味が持たれていません。

 

不動産屋さんは2社以上相談するのが当たり前の時代になれば、

悪徳な不動産屋さんは淘汰され、入居者ファーストの不動産屋さんが評価される時代になります。

 

 

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